文學界2月号を読んで、感想、メモを走り書き。

目次

『文学界』史初の増刷。ってすごいですよね。又吉さんすごい。

又吉直樹 「火花」

芸人としての又吉さんをあまり僕は知りません。
物書きとしての又吉さんも知りません。
文学への造詣が深いタレントさん、というような(失礼かもしれませんが)認識でおりました。

又吉さんが書く文章を読むのも、もちろん初めてです。

又吉さんの言いたい事、書きたい事をもう、凝縮濃縮したような文章だったような、気がします。

「笑い」に対する批評眼を以て「火花」を読むことができないので、
芸人同士の火花の散らしあい、花火のようにかっと燃えて、爆発して、消え去ってしまう、後に残る寂しさのようなものをすっと感じられたかなと思います。

終わり方には賛否両論あるかと思いますが、おもしろかったです。
ぜひ、次回作が読みたい。

群像3月号の創作合評の中で、この『火花』が取り上げられていました。
こちらも、おもしろかったです。プロの方々の見方というのは、すごいですね。
〆に、ぜひ次回は群像を増刷してほしいと、書かれていました。笑。

気になった言葉、メモ
雨が上がり月が雲の切れ間に見えてもなお、雨の匂いを残したままの街は夕暮れとはまた違った表情を浮かべていて、そこに相応しい顔の人々が大勢往来を行き交っていた。
-p25-

自分の肉が抉られた傷跡を見て、誰の太刀筋か判別出来ることを得意げに誇っても意味はない。
僕は誰かに対して、それと同じ傷跡をつけることは不可能なのだ。
-p38-

東京には、全員他人の夜がある。
-p40-

神谷さんは誰が相手であってもやり方を変えないのかもしれない。
それは、あまりにも相手を信用し過ぎているのではないか。
-p46-

若松英輔 「美しい花 小林秀雄」

参考文献

対談 あなたは今、筒井康隆の文章を読んでいる。

佐々木敦さんと筒井康隆さんの対談


続いている公園

フレドリックブラウン うしろをみるな

読者との関係



階層型のメタフィクション




マリー=ロール・ライアンのフィクション論

  • 舞城王太郎
  • 円城塔

デカルト的懐疑

  • 伊藤計劃

メタフィクションの発展系

ゲーム的リアリズム再考

繰り返すことができるというということがゲーム的リアリズムの特徴




セリーヌとジェリーは舟でゆく
ヌーヴェルバーグ

メタフィクション

メタノワール

ピランデルロ

手塚治虫

聖書の言葉と物語る力

伊藤比呂美さんと山浦玄嗣さんの対談