Woman_Reading_(Kuroda_Seiki) (1)

2015.02.17.tuの新聞記事 > おしゃれな古書店増加中 カフェ併設、明るい店舗、女性店主

抜粋

累計600万部のヒットとなった小説『ビブリア古書堂の事件手帖』の影響もあってか、脱サラ組や女性の新規参入も相次いでいる。

全国の新刊書店数は2000年以降右肩下がりで、2014年には約1万4000店(2000年比で2/3以下の数値)にまで減少。
全国古書籍商組合連合会の加盟店は、94年⇒14年で、2644店⇒2165店に、2割近くも減少。

減る一方で、新規参入組も少なくない。
東京都古書籍商業協同組合によると、年に10店以上が新規開業し、うち1割以上が女性店主。

ブックカフェ型の店は全国で少なくとも300店に達している。
ブックカフェに限れば、新規参入の約半数が女性店主。(株式会社 紫式部)

活字離れが~と嘆かれる中、やっぱり本屋さんは減ってきているが古書店は増えていたりして、かつ個性的というか、おしゃれなお店が多いな。という話。

そういえば、そんな気がしなくもないかなあ。って。
確かに、雑誌の本屋さん特集とかで取り上げられる本屋さんや、ブックカフェというか、カフェ的なそれは、おしゃれだなって。

ただなんというか、若干の違和感を覚えないでもないのが、「個性派」であることが「是」みたいな、こうじゃなきゃいけないというような暗黙の了解というよりはもう強迫観念というか、とりあえずおしゃれにしておかないとお客さんが来てくれないからこうしましたみたいなとこ、あるようなないような。(なんかごめんなさい)。

ちょっと小汚くって、薄汚れて、カビ臭いけどどこか懐かしい匂いのする暗い店内で、俗世から離れた無口な店主が一人座り、店内は老齢の店主から自然と醸し出される/溢れ出てくる/滲み出てくる本に対するこだわりがいわゆる今でいう「おしゃれ」というような言葉で表現されるもので構成されていて、足繁く店に通っているうちに店主に顔を覚えられて(別に親しくならなくてもよい)、ある日、本を買った折に、「あんた、きっとこの本好きだろう。読んでみるといい。」なんていって知らない本を紹介されて、それがきっかけで店主とちょっと会話をするようになって、店主の身の上話を聞いていくうちに、実は店主は昔小説家で、いくつか有名な賞も取ったことがあるような、本好きの中では名の知れた作家だなんてことを知って、主人公(ぼく)も小説家への道を心ざす~みたいなわくわく感がないなあって。

別に個性的でなくっても、普通の街の本屋さん/古本屋さんが増えてくれればいいのになあ。でもそれだとやっていけないのだろうなあ。
新刊も古本も、それだけ売っても利幅があまりないみたいだし、そうなると本以外のもので利益を出さないといけないから致し方なくカフェ併設、って形になってしまうのだろうなあ。
って勝手なことを考える。

ただあーだこうだいっても、本屋が増えることは大歓迎なわけで、カフェ的な形態だったらゆっくり本が読める空間であるかもしれないし、そこでこそ出会える本があるかもしれない。

最近、手紙舎の本屋さんができると知ってわくわくしているし、fuzkueというお店に出会って、本熱がまた高まってきてる。
うちの近くの古本屋さんも、なくならないといい。

最後に、『ビブリオ〜』って読んだことないのですが、この本のおかげで脱サラして本屋を始める人がいたり、若い本好き女性が増えたりと、『ビブリオ』効果がすごいらしいのですが、どんな本なのか気になります。
読んで、みようかな。

画像:黒田清輝画 『読書』