はじめてLeica 3fを手にしたのは大学生のころ。一度はLeicaを使ってみたいと奮発して手に入れた。といっても中古相場はそこまで高くないので、当時持っていたOM-D E-M5の方が高い。M型にしてもデジイチ買うより安い。

3fの前に使っていたのはnew FM2。言わずもがな、FM2は素晴らしいカメラだった。

Leicaで写真が撮れるということがただただ嬉しかったのを覚えている。このカメラで撮るだけで決定的瞬間を写せる気がしていた。このカメラから覗く世界はどこか違って見えた。このカメラをぶら下げているだけでブレッソンにでもなったようで、写真史の一部になれたように思っていた。どこか魔法のような力がライカにはあるようで、ないようで。撮る者も撮られるものもちょっと特別な気持ちにさせる力があるようで、ないようで。特別であって特別でない。そんなカメラ。

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卒業してからは気軽に暗室に入ることもできず、プリントに没頭する時間もなく、フィルムカメラを持っていてもただの置物になってしまっていた。どうせならちゃんと使ってくれる人の手元にあったほうが良いなと思い、FM2も3fもレンズもすべて手放した。手放して得た資金で代わりにX-Pro1を迎えることになる。以来、デジカメで写真をとるばかり。

またアナログ写真を始めようと思ってアナログ写真のワークショップに参加することにした。

ワークショップの感想とか、また3fに触り始めてのいろいろを書いていこうと思う。

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