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札幌の老舗ジャズ喫茶 Bossa

6月某日。
夜11時過ぎに来店。

数日降り続く雨が少しの間止んだ。ただ、寒い。気温は10度前後。口からは白い息が漏れる。6月なのにこの寒さはなんだ。一週間前には30度に達した日もあったというから、北海道といえどももう夏に片足を突っ込んだ時期のはずで、それなのにこの寒さだから、厚く重い雲に覆われた北海道の鈍色の視界に同調するように、気分もどこか上向かず、足取りもおぼつかない。

でも、Bossaには寄ってみたかった。

その週末はエラフィッツジェラルドの日だった。

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店内には、
打ち合わせをしているような若者の集団と、1人静かに莨を吸う女性。
女性の片手にはスマートフォン。煌々と明かりを放つスマートフォンは暗い店内では目を引く。その灯りに照らされた女性の顔は一際印象的だった。こんな時間に、1人で、こんなところで何をしているのだろうかと思えばなおさら。

老舗のジャズ喫茶ながら店内での会話はオッケーのよう。なので、日中帯は喫茶店として賑わっているそうな。いい場所だと思う。

カナディアンクラブのダブルをロックで。ミックスナッツと。
計1800円ほど。

ミックスナッツの量がおおすぎて、出された時どうしようかと思った。グラスにこんもり山盛り。一人で食べるには。4分の一くらいでいい。

無理に食べることもないので、半分ほど食べ、一時間ぼーっとして店を後にした。

退店時、クーポンをもらったので翌日もBossaに向かった。少し遅く12時前に来店した。その日は12時30分まで営業とのことで、あまり長居もできそうもなく、ではまた、といって出てきた。ではまた、のまたがいつになるのかわからない。次に札幌に行く日がいつで、その時にBossaに行けるかどうかもわからない。もしかしたらこの一回限り、もう行く事もなくなるかもしれない。

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