修善寺の喫茶店 あぐり

修善寺駅を出てすぐ。向かいのお土産さんの2階にある喫茶店「あぐり」。大きな看板も(たしか)なく、一階の階段そばに「KEYCOFFEE」の青い看板があるのをみて、どうやらここに喫茶店があるらしい。という感じだった。それにしても、あの青い看板の安心感はすごい。

階段したにある、サンプル。サンドイッチにトースト、これはどこでもあるだろうし、ナポリタンなんかのサンプルもおいてあるでしょう。加えてここでは、場所柄、蕎麦もあり。そのいずれもが精彩を欠いて鎮座している感じが安心感を与えてくれるので不思議だ。

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階段の壁にあるなぞの絵。

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店内は、まったく観光地然としていない。土曜日のお昼時。おそらくこの時間帯は、修善寺に観光客が着いたばかりか、山紫水明を求めて駅を起点に散り散りになるころで、駅前の喫茶店に目を留める人はいないのかもしれない。店内には、明らかに地元のご老人が、それもおそらく顔見知りの、数人いるばかり。もちろん店主とも顔なじみ。娘の仕事の話だなんだでもりあがっている。

そして、カウンター越しには、小学生くらいの男の子。店主の息子さんだろうか。

窓越しには修善寺駅。これくらい近い。

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クリームソーダを注文した。クリームソーダなんて久しく飲んでいない。

メロンソーダじゃない。クリームソーダ。

自動販売機でもたまにメロンソーダ味の炭酸飲料を見かけるが、それを見たって飲む気にはならない。ファミレスのドリンクバーでそれを見たって、おそらく飲まない。喫茶店のメニューには当たり前のようにクリームソーダはあって、頼んでみれば、それがどこの喫茶店であれ、示し合わせたように、くびれた長いグラスに注がれた、鮮やか過ぎるくらいの緑色をしたメロンソーダと、まるっと半球状のバニラアイス、そして真っ赤なさくらんぼ。

奇をてらったものなんてこのお店にはない。きっとない。それがいい。

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