室内露光

紫外線露光機を持っていないので、日光浴でサイアノタイプ写真を作っていく。コピー用紙でトライしてなんとか青い像を得ることができたけれと、実際はそれまでに2回失敗している。

いずれも日中に室内で露光を試みて満足の行く結果が得られなかった。

1度目は、日没間近の、もうすでに日が傾きかけている時刻で、室内にさす明かりも心もとない中、それでもなんとか感光してくれるだろうと試してみたが全く露光せず。時間が時間だったので失敗したな、とこの時は思っていた。

2度目、朝から室内の窓越しに長時間放置してみた。今回は日が差す日中に置いているのだからいい結果が得られるだろうと思ったが、1回目同様、全くダメだった。

原因調査

原因は何か。感光液、紙、感光紙の作り方。どこかに悪いところがあったのだろうと考えて、単純に、紫外線の露光量が少ないだけではと思いいたる。

家で使われている窓について調べてみたところ、防火窓Gシリーズ アルミ樹脂複合neoという窓が使われていた。商品特徴に詳細が書いてあるが、このタイプの窓では「Low-E複層ガラス」というものが使われているようで、このガラスがなんと

[UVカット]紫外線を76%(※)カット
採光性を損なうことなく紫外線の透過を防ぎ、肌や床、家具などに与えるダメージを大幅に軽減します。

というスペックを持っているようで、室内露光に失敗した原因がはっきりとわかった。嬉しいけれど、複雑な心境。

検証

室内と室外でどれだけ露光量に差があるのかを試してみた。

薬液を塗布した感光紙を二枚用意する。

IMG_20180601_044057

うち、一枚は室内で露光させる。もう一枚は室外に放置。この日は大変なお天気でガンガンに日光を浴びていた。外に出した瞬間に色が変化するほどに紫外線が降り注いでいる。この時点で、現像するまでもなくガラスが原因だったと認識する。

IMG_20180601_044009

仕上がりががこちら。おなじ時間露光。いちもくりょうぜん。IMG_20180601_043920

現像してみるとこの差。

IMG_20180601_043859

乾燥までさせた結果。ガラスの紫外線カットはすごかった。

IMG_20180601_043837

コメントを残す