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8月8日水曜日

台風十三号。関東上陸か、いつやってくるか。きょうは台風を避けるように早々に帰宅。

文學界をおっかけて読む。今七学号。表紙には村上春樹の文字。今号の目玉。おそらくは。文學界しかり月間の文芸誌というのはどれくらいの冊数がでているものなのか。もう三年も前のことだというのが恐ろしいが、又吉直樹の花火が掲載された号は、文學界至上初の重版になるほどの盛り上がりを見せたというのをきいたことがある。もう9月号が発売するが、いま、手元には7月号があって、机の、いま操作しているPCの隣に一応置いて会って、やっと表紙を開いたというところ。8月号は8月号で遅れてネットで注文していてもうすぐ届くところ。これらを読み終わる前に9月号を買うだろう。きっと買う。

あれからそれへ、それからあれへ、あれからどこへ。ただ漫然と雑誌を購読するというのもいいが、味気なさというか、なんとも受け身すぎるというか、意思がないというか、能動性がないというか、それをきっかけに次のものへと際限なく繋がっていく理由、根拠、動機がないというか。次につながるエピソードを展開していこう。そういうのが欲しい。したい。なぜ手にとったのかの物語を些細なことでもいいので貼り付けおきたい。

クリーム
考えられなくはない憎しみのいくつかの可能性について、そこにあったかもしれない誤解のいくつかの可能性について
– 文学界7月号 村上春樹

並行してイタロ・カルヴィーノの「冬の夜ひとりの旅人が」を読む。家ではこれ、出先ではこれ、電車ではこれ、というような読み分けがなんとなくあるようだ。本のサイズや装丁の仕方、たまたま紙カバーをつけいてたかどうかとか。

おとといから歯痛に悩まされる。左下の一番奥の歯から一つ手前。ずきずきと、うずくような痛み。これは虫歯なのかどうか。そういえば先日、義理の母が通っている歯科医院の先生がいいから、あなたも一度行ってみたらと勧められていたのを思い出し、先週末の今でこの状況というのもなんだか変な周り物を感じるので、急ぎ件の歯科医院に電話をしてアポを取った。というのが昨日の話。歯科医院に電話をし、電話口にて受付のお姉さんに事情を話し、普通であれば事前の予約がいるところをなんとかねじ込んでもらい、翌朝早くに伺うことになった。結果は、なんというか、虫歯でも何でもなく、おそらく親知らずと、それと、夏のせいですね、というような具合のふわっとした回答であった。夏のせい、というのも腑に落ちはしないが、それはそれで何だかいいような気もしてくるから不思議。少しばかり申し訳なさそうに話す先生の、その物腰の柔らかさに、そういう気にさせられてしまったのか。

2018年8月9日木曜日

台風が過ぎ去った。何もなかった。少なくとも僕の家においては。とても局所的な限定的な空間にあって、台風の存在感は限りなく少なかった。他の場所ではどうだったかは僕は知らない。台風が迫るなか、暑さはいくらか影を潜め、かわりに湿り気と滑り気が充満する空気が纏わり付く。寝るときにも窓をすこし、万が一雨風が強くなっても大丈夫なくらいの加減で開けておいた。

ワンピースに赤いバラ。バラのような、バラでないような模様を見つけ出す。近づけるだけ近づけばそれがなんであるかわかったのかもしれない。

大塚をすぎる。田町までいく。

今日はマグロをたらふく食べる。

2018年8月10日金曜日

歯医者へ。今日の処置は消毒だけ。朝早く、仕事の前に立ち寄る。ものの数分で処置はおわり、はい解散。お会計140円。アイスでも買うよう。昨日の帰り、たまに訪れる口寂しさに、たいていはお酒を飲んだ帰りにやってくるそれのために、セブンイレブンで買ったチョコレートアイスのほうが高かったかもしれない。

まるで家族のようだ。

ベストエッセイ、から加藤シゲアキのエッセイを読み、そんな言葉を思い浮かべる。

まるで家族のようだ。

ふとそんな言葉が浮かぶ。家族ってなんだろうとか、当たり前に考えられていることは当たり前のように成り立つものだ、と若い頃のほうが真剣に思えていた。今となっては、といってもまだ若いが、当たり前のようにという言葉で捉えていた範囲がとても限定的だったんだなと思う。自分の知らないあり方やり方が存在していて、当事者にとってはそれが当たり前のように成り立っていて、良いも悪いもすべても包含して、いる。

2018年8月11日土曜日

写真部。今日も非常に面白かった。

電車から見得る街。大通りにずらと並ぶ提灯。渋谷。新宿。

最寄駅に着き、ローソン。メルカリで購入した本を受け取る。文学界8月号とウォーターゲーム。文学界はまだ7月号を読み終わっていないが、次号が手元に来た。というか、9月号が発売された。鷹野シリーズが映画化されるらしい。今から楽しみだ。

晩御飯は家にあるものありあわせ。冷凍食品。男はつらいよ21をみながら食事。マドンナは木の実ナナさん。浅草国際劇場のレビューが今回の舞台。あーいったものが浅草にあったことを知らなかった。

2018年8月12日 日曜日

macのキーボード、下カーソルキーの調子がわるい。押しても反応がないというのではなく、キーそのものが基盤と筐体と干渉しているというか、しっかり沈み込まなくなってしまったものだから押してもキーがひっかかってしまう。カーソルが下に進まないということがしばしば。もう結構その状態で、なんとかごまかしごまかし使い続けている。下カーソルキーの左半分くらいを押すと、あたりがいい気がしている。

先日ヤフオクで落札したmamiya rb67の撮影テストをやっと終えた。動作を確認した限りおかしいところはなかったのでさほど心配はしていなかったが、念のため撮影してみて本当に写真が撮れるのかのチェック。ilford fp4+(数年期限切れ)で室内物撮り、ロジナールで現像してみた。パッとみた感じしっかり撮れているし、いい感じ。とりいそぎサイアノタイプでコンタクトプリント してみて、ポジの状態をみてみることにする。平日のどこかで。紫外線露光機があればいつでもできるが、その辺の環境をどうするかは追々。いつかサイアノタイプ引き伸ばし現像をやってみたい。できるものならば。日焼けマシンの購入はいきなりすぎるし、紫外線露光機を作るのももう少し先のステップかなという気持ちなので、とりあえず爬虫類用のuvbランプを購入してみた。効果はいかほどか。後日実践。

今日は、ウォーターゲームの冒頭を少し読んだだけで読書は終わり。上野に行って、美容院に行って、なんだかんだ時間がすぎてしまった。せっかくの休日なのに。

上野のヨドバシカメラには暗室用品の補充に立ち寄ったのだが、品揃えの少なさに驚いた。少ないというか、品がなかった。印画紙はおろか、現像薬品、用品もろもろ何も置かれていない。もう上野のヨドバシカメラには行くことはないだろう。

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