雨とフェリーニ

2018/10/16 火曜日

言葉なんかにぶら下がってないで、言葉を吹っ飛ばしてしまう花火の国へ、行けよ。

ベビーカー

揺れるスカート動きの名前

2018/10/17 水曜日

バナナとサンドイッチと。すきがうまれてくる。

ホルモン。ギアラ。ウルテ。シビレ。カシラ。てっちゃん。しょうちゃん。まるちょう。

味濃いめで。水で薄めて。薄まるものなら。

2018/10/18 木曜日

人生とは記憶の蓄積のことにほかならない。記憶が失われてゆけば、人生も儚く消える。私が死ぬのが先か、私の記憶が失われるのが先か?

新しく見えるもの、それは忘れられたもの。

2018/10/19 金曜日

キャンプ場の簡易トイレ。乏しいあかり。個室空間の頭上に一灯。電球を覆う乳白色のカバー。その内側に無数の黒い点。名前も知らぬ、灯に群がり死んでいった虫たち。精子のような、それら。

2018/10/20 土曜日

土曜日の夕方に雨に見舞われること。先週も、今週も。おそらく来週も、だろうという予感。雨が止むまで待つか。このまま図書館で。

雨雲レーダーが、この雨はしばらくやまない、というデータを突きつけてくる。止みそうもない雨の音と、水量。データと現実とを付き合わせてやっと、きっとそうなるのだろう、と納得して、雨に濡れることを選択する。

出口で躊躇する。ジャケットを傘がわりにしても、ずぶ濡れになることは必至。図書館で不要になった本が置かれる棚をみつける。いままで何度か通っている図書館の入り口にこんなコーナーがあることを知らず。今日気が付いた。雑多な書物の中にみつけた「フェリーニ 映画を語る

図書館と雨とフェリーニと。

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